巨人 大鵬 ネズミ焼き(HOT RATS)
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    一昨日、先日亡くなった元横綱大鵬の通夜が行われました。それで改めて知ったのですが、大鵬は1940年生まれだったのですね。フランク・ザッパと同い年か。通夜でコメントを読み上げたのが、これまた同い年の王貞治。王さんは大鵬には強く同胞意識を感じていたみたいですね。彼らの活躍期にはザッパも"FREAK OUT""UMCLE MEAT""HOT RATS"といった作品群をリリースしていたわけで。
    世界で最もホームランを打った男と、相撲界でもっとも優勝した男と、ロック界で最も多くのアルバムをリリースした男の、決して交差する事のない物語。

    上にイラストは、ベネッセの教材"チャレンジ"用に描いたもの、埋め草用のカットだったので、勝手にザッパとか描いちゃってます。『LAから来たバンド』の別バージョンです。

    イラスト 梅村昇史


    | UMDK for ZAPPA | 15:54 | comments(2) | trackbacks(0) |
    FRANK ZAPPA Apostrophe 東欧盤
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      民主化以前、1960〜70年代のチェコスロバキアでは、アメリカのロックやポップスを享受することは政府によって禁止されていました。メイド・イン・USAの民主主義カルチャーは社会主義の敵以外の何ものでもなかったのです。ただしジャズは流通が認められていたので、チェコの多くのミュージシャンたちは髪を切り、ジャズと称してロックン・ロールを演奏していました。まあ所詮、政府の文化コントロールなんてそんなものか。そんな政府がとりわけ注視していたのがフランク・ザッパでした。当然ザッパのレコードは輸入禁止。しかし一部のタイトルがジャケットを変え、ジャズ作品として国営のレコード会社スプラフォンからリリースされました。これはザッパの74年リリースのアルバム『アポストロフィ』のチェコ盤のジャケットデザインです。

      と、言いたいところなんですが、以上は僕の妄想です。こんなジャケットのレコードは存在しません。これは今から十数年前、デザイン制作をパソコンでやるようになった時に、パソコン作業の練習として作ったものです。
      とはいえ、当時のチェコには実際にこのような音楽事情があったようです。上の話は、かなり昔に本で読んだチェコのミュージシャンへのインタビューで語られていました。でも今考えると、どうしてザッパが社会主義国でそんなにマークされていたのか不思議です。実のところザッパは全くもってリベラルだし、まるでアナーキーじゃないし、ザッパの攻撃の矛先はむしろアメリカに向けられているはずなのだが…だし。結局「ザッパは過激」というイメージが先行しすぎて、オン・タイムでは正確に理解されていなかったということなのでしょう。



      上の妄想チェコ盤をCD化したらという想定でブックレットを作ってみました。わが家の『アポストロフィ』のCDにはこのブックレットが封入してあります。
      これも練習の一貫です。こんな練習の副産物がわが家には山ほどあります。

      デザイン 梅村昇史

      | UMDK for ZAPPA | 01:39 | comments(2) | trackbacks(0) |
      FRANK ZAPPA 紙ジャケットCDのためのデザイン その10
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        2002年発売のフランク・ザッパ紙ジャケットCDシリーズの購入者特典は、"Dancin' Fool"の12インチシングルの紙ジャケでした。
        もともとは1979年にヨーロッパでリリースされたレコードで、"Dancin' Fool"のディスコ・ミックスが収録されています。このバージョンは95年にリリースされたベスト盤 "STRICTLY COMMERCIAL"の日本盤でのみCD化されました。
        この特典はもともとのシングルの2曲をCD化し、オリジナルのデザインのスリーブに収納したものです。昨年ザッパのライセンスがユニバーサル・ミュージックに移行した時点で、このディスコ・ミックスはオミットされてしまったので、今となってはこの特典CDは世界的にみても貴重かも。これを今作ろうとしたら、ザッパ家から許可がとれなくて無理でしょうねえ。

        デザインとイラスト  梅村昇史


        オリジナルのデザインのスリーブはコレ。

        | UMDK for ZAPPA | 12:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
        FRANK ZAPPA 紙ジャケットCDのためのデザイン その9
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          fz

          2012年10月20日の投稿の続きです。
          ザッパの没後10周年になる、2003年12月に発売された紙ジャケットCDのシリーズ第4弾のためのディスク・デザインです。
          これまでは「雑」「葉」の漢字をモチーフにしてきましたが、それで40タイトル以上作ってきたし、販売形態も変わるしで(ボックスセットでの通販)デザインを変えました。

          fz

          このボックスセットにはライブ・アンソロジーのシリーズ "You can't do that on stage anymore"も含まれていて、これ関してはジャケットのデザインをエレメントにしたデザインにしています。ちなみにこのシリーズ、2枚のCD×6セット、1ダースのCDに13時間の音楽というナイスタイトルです。
          ボックスはこの12枚を入れて全20枚のCDをセットにしたもので、3万円近い値段だったのですが結構な数のオーダーが来ました。1000セット以上は生産されたと思います。今だったらどうかなー。この数字から推測すると、メジャー配給されたザッパの全アルバム(おおよそ60タイトル)を所有しているファンは日本国内に2000人弱、ザッパ家からのみメイルオーダーで入手できる作品を含めて全作品(おおよそ90タイトル)を所有している人は多く見積もって数百人程度ではないかと思います。これは多いのか少ないのか。とりあえず一人ずつ挨拶可能な人数ですね。没後20周年の今年はアルバムタイトル数が100に達する可能性が大です。

          デザイン 梅村昇史



          | UMDK for ZAPPA | 02:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
          今日はFRANK ZAPPAの誕生日
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            zappa

            本日はフランク・ザッパの誕生日。御年72歳。そうか今年ザッパは年男だったのですね。現実には19年前の12月4日にザッパはあの世に移行したわけですが、この世ではいまだに新しい作品が出続けています。
            「現代の作曲家は死ぬ事を拒否する」か。
            はっきり言っていつも聴いていますよ、ザッパの音楽を。ザッパの存在がこの世とあの世に引き裂かれただけで、自分の中には今日72歳になるザッパが存在しているわけです。
            ちなみに坂東英二、麻生太郎が同い年、そして王貞治も。
            ザッパは一般的なヒット作を持たない巨人ですが、発表した曲の数は王貞治のホームランの本数をはるかに超えているはず。ちゃんと数えてないけど。

            上の画像は、昨年の2月に行われたザッパ・イベントのために制作したリーフレットの表紙デザインです。このイベントはその前の1月にミュージック・マガジン社から出た「フランクザッパ/キャプテン・ビーフハート・ディスク・ガイド」をフォローアップするもので、著者の和久井光司氏によるオーガナイズで行われました。参加者に配布するリーフレットを作成したり、結構著名なミュージシャンが登場して(PANTA、直枝正広、浦沢直樹、難波弘之etc)トークとライブ演奏があったりと、かなり内容充実のイベントでした。ザッパ・フリークの集会というよりは、多くの参加者がこのイベントを通してサブカル的にはじめてザッパに出会う、みたいな感じだったと思うのですが、これはこれでよかったんじゃないかと思います。
            PANTAが、バンド名「頭脳警察」の由来となるザッパの曲"Who are the brain police?"を、実は初めてライブで歌ったというのが、PANTAファンにとっては重大出来事だったのでは。
            そんなPANTAさん、僕もちょっとお話させてもらったのですが、はっきり言ってすごくいい人。長いキャリアを築くことが出来る秘訣は人の良さですよ、例えロッカーといえども。
            このイベントについてはいつかまた書きます。

            デザイン  梅村昇史
            | UMDK for ZAPPA | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
            フランク・ザッパ年表 at レコード・コレクターズ
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              前述のレココレ誌のザッパ年表についてです。
              本来左開きタテ組の本分ページ見開きに、
              年表を90度回転させた形でレイアウトしています。

              nenn

              ↑こんな感じの見開きページ。
              これを反時計まわりに90度回転させて見てもらいます。
              年表はそのまま連続する図像として、次の見開きにつながっていきます。
              その各見開きページを実際につないでみるとこんな感じ。

              nenn

              これで6ページ分。このときの掲載は9ページ。
              偉大なフランク・ザッパの全活動を、クロニクルにフルに視覚化するには
              全然足りないな。
              サナダムシくらいの長さにしたかったな(たとえが悪いぞ)。

              デザイン 梅村昇史
              | UMDK for ZAPPA | 01:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
              今日はFRANK ZAPPAの命日
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                これを書いている今この瞬間は日が変わって5日ですが、アメリカはまだ4日。フランク・ザッパの命日です。
                早いもので来年は没後20周年になります。
                本来なら今頃、ユニヴァーサル・ミュージックからザッパの紙ジャケCDが発売になっているはずだったのですが、残念ながら現在延期状態になっています。9月くらいから制作の手伝いをさせていただいていて、10月半ばくらいまでは作業をしていたのですが、進行が止まってしまいました。現状に関して細かいレベルの事情は聞いていないのですが、ザッパ家と日米のユニバーサルの三者で合意の形成を得るために検討状態に入ってしまったようです。
                僕は案の定ザッパ夫人であるゲイルがNGを出したかと思っていたのですが、そうではなさそうです。話としてはネガティブな方向ではなく、没後20周年に向けて何かプランがある故の再検討だと解釈していますが、どんな形で話がまとまるのかはやっぱゲイル次第なのかな。

                上の画像は去年の1月にミュージック・マガジン社から出た、「フランク・ザッパ/キャプテン・ビーフハート・ディスクガイド」から。本文内の年表ページです。この本には資料提供等で関わっていたのですが、9ページ分の年表だけデザインをやらせてもらいました。

                デザイン 梅村昇史

                | UMDK for ZAPPA | 03:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
                FRANK ZAPPA COMPLETE BILLY THE MOUNTAIN
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                  fz

                  フロ&エディ在籍時のザッパ&マザーズの代表作「Billy The Mountain」の最長完全バージョン(57分)を収録したアルバム。2003年作。これはそのジャケット。なんですが残念ながらこんなアルバムは出ていません。これは僕の妄想です。ザッパ通的に言うと、イマジナリー・リリースド・レコード。でもこれ、友人のT君がオーディエンス・テープから編集して作り上げた57分の音源があり、このようにジャケットも実際に作ってあるのです。手にとれる妄想ですね。こんな作品は実際に出る事は絶対にないだろうとの思いで作っていたのですが、2011年にザッパ家がリリースした1971年カーネギー・ホールでのライヴ盤において、48分のバージョンが正式に発表されました。まさか、うれしい、でもこっちの方がちょっと長いぞ。

                  現時点でのザッパの最新作、「Understanding America」(これ実は大変な重要作です)がリリースの通し番号としては93番目のアルバムで、これから来年のザッパ没後20周年に向けて通し番号100まで作品が出るのではないかと予想されます。

                  マニアの妄想を上回る音源が登場するかも。期待しよう。


                  イラストとデザイン 梅村昇史


                  | UMDK for ZAPPA | 19:06 | comments(3) | trackbacks(0) |
                  FRANK ZAPPA 紙ジャケットCDのためのデザインその8
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                    FZAD

                    2002年頃、ザッパの紙ジャケ再発が好調だったとき、広告や関連グッズ等に使えないかなという意図で作ったデザインです。結局特に広告展開したりグッズを作ったりはなかったので、これはいわゆるアウトテイクのようなもの。現在は名前やヒゲのデザインも商標登録されているザッパなので、なかなかこういう事も出来ないですね。ライセンスが法的に適用されるのはアメリカ国内に於いてだけのようですが、肖像的イラストをつかうのはOKが出にくいでしょう。こんなアウトテイクが結構あるのでまた紹介します。

                    イラストとデザイン  梅村昇史

                    | UMDK for ZAPPA | 16:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
                    FRANK ZAPPA 紙ジャケットCDのためのデザイン その7
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                      fzad

                      2003年発売の、シリーズ第4弾にあたるザッパ紙ジャケCDは、最後期のアルバム10タイトルをボックスセット化したもの。なので単体ではは買えないという、今思えばなかなかの大技企画でした。
                      基本的に通販で、ザッパの誕生日である12月21日にオーダーした人のところへ届けられました。箱は今まで発売された43タイトル分のCDが合わせて全て収納出来るというサイズのもので、3年かけて行われた紙ジャケによる再発は、ザッパ没後10年目の12月についに完結!とあいなりました。
                      上はこの時のリリースのためのフライヤーです。ディスクユニオンの各チェーン店でのみ店頭で販売されることになっていたので、それ用にということで作成しました。フライヤーは結局ほとんど使われていないんですが。完売したので多いによしとするべし。

                      デザイン  梅村昇史

                      | UMDK for ZAPPA | 12:44 | comments(1) | trackbacks(0) |
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