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FRANK ZAPPA 紙ジャケットCDのためのデザイン その11
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    1月7日の投稿の続きです。

    10年前の2003年発売のザッパ紙ジャケCDシリーズ第4弾は、最後期のアルバム10タイトルCD20枚分をボックスセット化したものです。基本的に通販で、ザッパの誕生日である1221日に、オーダーした人のところへ届けられました。足掛け3年かけて行われた紙ジャケによる再発は、ザッパ没後10年目の12月に完結とあいなりました。(実はその後さらに続編を制作することになるのですが)

    箱はそれまで発売された43タイトル分のCDが合わせて全て収納出来るというサイズのもので、全長40数センチの結構な大きさ。一升瓶まではいきませんが、高級醤油の瓶(?)でも入っていそうな大きさで、結果デザインのコンセプトは「お歳暮」ということになりました。使用した紙と1色印刷であることからから、コストの厳しさがうかがえるところではありますが、そこを逆手にとって、老舗風のデザインで着地を試みています。今だったらもう少し別のやり方をしたかもしれませんが、ロックのボックスセットのデザインとしてはあまりないタイプのものにはなっているんじゃないかと思っています。


    基本状態。片側にCDが少々、中箱で空きスペースを埋めています。



    やはり漢字の「雑葉」をモチーフに。こちらは左側の「雑」面。

    一方、右側の「葉」面。

    こちらは裏面。FZを老舗の商標風に。雑葉本舗創業二百年。

    箱の中面には宇宙地図が。

    ひきつづき箱内宇宙

    これまで発売されたCDを箱に収めた状態。宇宙地図は完全に隠れちゃいましたが、膨大な作品群の背後には見えざる宇宙が横たわっているのだ。

    以上2003年作のザッパ没後10周年記念事業でした。
    撮影が下手で、色がイマイチうまく出てなくてすいません。

    デザイン  梅村昇史
    | UMDK for ZAPPA | 19:41 | comments(2) | trackbacks(0) |
    コメント
    以前にYCDTOSAM の時にあったボックスしか知らないものでして、ただただ驚いています。凄いものが、梅村氏のお陰でこのような歴史を作って頂いていたことに感謝致します。ザッパ先生もご満足でお喜びでしょう。
    | (JZ) | 2013/03/05 11:49 PM |
    いやいや、そんなに大層なものではないですよ。売るための苦肉の策みたいなものですから。ザッパの場合かなり制約があるので、写真や肖像的イラストの使用を避けるための方策です。中箱で使用している写真は使用OKな数少ない写真のひとつだったのですが、事前にゲイルが見たらOKしなかったんじゃないかと思います。
    | umdk | 2013/03/06 1:50 AM |
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